授乳中だけど白髪染めをしたいならトリートメントタイプの白髪染めがおすすめ
この記事で分かること
授乳中我慢する人が多いのはなぜ?
白髪染めを授乳中我慢する理由については、次のようなことが関係していると考えられます。
母乳を通して子どもに影響がある?
赤ちゃんの大事な栄養となる母乳は、お母さんが摂取した栄養から与えられます。白髪染めの成分は髪の毛を通して毛細血管に入る可能性もあります。そうすると、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もないとは言い切れません。
白髪染めで赤ちゃんに悪影響を与える可能性は低い、と言われているものの、必ずしも100%大丈夫とは言い切れないことから染めるのを我慢する人が多いようです。
ホルモンバランスによってトラブルも起こりやすい
妊娠、出産から授乳中まで、女性の体はホルモンのバランスが変化したり乱れやすい状態が続きます。その状態で白髪染めをすると、かゆみや頭皮の腫れなど肌トラブルも起こりやすくなります。あるいは抜け毛が増えたりする可能性もあり、それを考えて避ける人も多いです。
さらにジアミン成分の入った白髪染めの場合、アレルギー反応を起こすリスクも上がります。ジアミンアレルギーの場合気化することもあるので、自分だけでなく子どもにも注意が必要となります。
一般的には産後半年~1年は我慢する人が多い
トラブルや子どもへの影響を考えて、産後半年から1年ほど経つまで我慢する人が多いです。これは、一般的に授乳時間が3時間以上空くようになった、あるいは悪露や会陰切開の傷が治ってからと言われているためです。また、それまでは子どもを置いて長時間美容院に行く時間が持てない、という人も多いため自然とそのくらい我慢することになるようです。
それでも使うならトリートメントタイプの白髪染め!
いくら我慢が必要といっても、白髪があるとそれだけで実年齢より何倍も老けて見えるものです。人前に出る機会もありますし、できれば白髪は隠したいですよね。そんなときおすすめなのがトリートメントタイプの白髪染めです。その特徴やメリット、デメリットをまとめました。
トリートメントタイプの特徴
このタイプの特徴は、シャンプーの前後に使用することで髪の毛をケアするのと同時に白髪も染められるというものです。通常の洗髪時間と同じくらいで済ませられるので、美容院のように何時間も赤ちゃんを見られないという心配はほとんどありません。
トリートメントタイプのメリット
また、素手で使えるものも多いことからもうかがえるように、頭皮への負担も他に比べて少ないことがメリットです。加えてトリートメント効果もあるので髪の毛のケアも同時に行えるものが多いのも魅力と考えられます。
トリートメントタイプのデメリット
残念ながらトリートメントタイプの白髪染めは即効性があまりありません。どちらかというと徐々に色をつけていくタイプです。また、ヘアカラータイプの白髪染めに比べると、多少値段が高く、反対に色持ちは悪いことは多いです。それについては我慢しなければならないようです。
トリートメントタイプを使用する際の注意点
授乳中に使いやすいトリートメントタイプの白髪染めも、いくつか注意したいことがあります。
選ぶなら無添加で天然成分からできたものを
一口にトリートメントタイプといってもさまざまな種類があります。同じタイプでも、化学成分が入ったものも販売されているので注意が必要です。赤ちゃんへの影響を考えるなら、なるべく無添加のもの、そして天然成分でできているものを選んでみてください。購入する前に成分をチェックするのも一つの方法です。
使用前はパッチテストを必ず行おう
比較的頭皮に優しいトリートメントタイプですが、ホルモンバランスが乱れやすい授乳中には、肌トラブルを起こす可能性は捨てきれません。そういったリスクを避けるためにも、使用する前は念のためパッチテストを行う方が無難です。また、できれば妊娠、出産時にお世話になった医師に相談してから使用する方がおすすめです。
一緒に使うシャンプーも見直してみて
授乳中はホルモンバランスの影響で頭皮トラブルも起こりやすくなります。それを少しでも軽減するには、使用するシャンプーがカギになります。例えばスカルプシャンプーなら、頭皮の保護もプラスアルファで行うことが可能です。そうすれば抜け毛の心配も減らせるかもしれません。
授乳中の白髪染めはいつも以上に慎重に
授乳中でも白髪染めをすることは可能です。ただしその場合、できるだけ体への負担がかからない天然の成分でできたものや、無添加のものを選ぶことをおすすめします。また、必ずしも赤ちゃんへの影響がゼロとは言い切れません。そのため使用する前は一度妊娠、出産時の担当医に相談してから使用するなど、できれば念には念を入れましょう。また、使用前のパッチテストもトラブル防止のためには有効です。
白髪は女性の見た目を左右する存在です。染めることによって明るく過ごせることもあるかもしれません。注意はしつつ、上手に白髪と付き合っていけるのが一番ですね。
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