【徹底比較】安全安心な白髪染めの種類と厳選おすすめランキング!
この記事で分かること
安全な白髪染めを使うことは、国をあげての課題
化学染料を使った白髪染めのトラブルが多発
普段ドラッグストアなどで何気なく買っている白髪染め。何となく不安はあるものの、「たまに使うだけだし」と使っている人もいるかもしれません。でも、1剤と2剤を混ぜて使うタイプの化学染料が入った白髪染めは、実はいま国をあげて注意を呼びかけているのです。
消費者安全調査委員会には、毎年毛染めによる皮膚障害の声が沢山寄せられているのですが、その原因の多くがヘアカラーリング剤による接触皮膚炎。パッチテストを実施せずに白髪染めを使い、軽いかゆみや痛みがあっても無視して続けるうちに、症状が現れたケースが多いそうです。
白髪染めを使うなら、ジアミン系の化合物を使わない安全な製品を
「え、白髪染めって、そんなに危険だったの?」と驚く人もいるかもしれませんが、これはあくまで化学染料を使った白髪染めの場合です。ジアミン系の化合物などの化学染料を使わない白髪染めなら、安心してずっと使うことができ、中には使い続けることで髪や頭皮が健康になるものまであるのです。
安心して使える白髪染めには、トリートメント感覚で気軽に使える「トリートメントタイプ」、普段のシャンプーとして使うだけの簡単な「白髪染めシャンプー」、インドや中近東などに自生するハーブを使った「ヘナ」などがあります。では、それぞれについて詳しくご紹介しましょう!
安心・安全な白髪染めをピックアップ!
ノンジアミンや化学染料不使用の「トリートメントタイプ」
簡単15分の毛染め、手袋なしでもOK
「白髪染めは安心安全なものがいい」という人でも気軽に使えるのが、「トリートメントタイプ」の白髪染めです。
このタイプはいま白髪染めランキングの上位を占めている人気のタイプです。シャンプーの後にトリートメントと同様に髪につけて、15分ほど経ったら後はゆすぐだけで白髪を染めることができます。
また、普通の白髪染めと違い手や耳に付いてしまっても天然由来の成分を使っているでかぶれたりせず、湯船に入ったり身体を洗ったりしているうちに、自然と落ちてしまいます。
気軽さと安全性の一挙両得
そのため、トリートメントタイプの白髪染めの多くが手袋や耳キャップが面倒ならやらなくてもOKです!
「あ、今日は白髪がちょっと気になるから、染めておこうかな」というような気軽さで、いつでも簡単に染めることができます。 泡(フォーム)タイプの白髪染めもバスルームで気軽に染められますが、トリートメントタイプは多くが化学染料不使用なので安心感が違いますね。
安全で手軽な「白髪染めシャンプー」
いつものシャンプーを白髪染めシャンプーに替えるだけ
特に男性の間で人気を呼んでいるのが、「白髪染めシャンプー」です。なぜかというと、「ただひたすらシャンプーするだけ」「待ち時間なし」という究極の手軽さが、ササッと済ませたい男性にピッタリだからです。
その分、1回や2回では簡単に染まらないのですが、男性の場合は逆にそれも好評と言われています。
普通の白髪染めと違っていかにも「私は染めました」的な不自然さがなく、時間を書けてごくごく自然に染まっていくため違和感がないからです。
昆布やヘナを使ったシャンプーも人気
しっかり染めたい女性には、やはり天然素材であるヘナ入りの白髪染めシャンプーが人気のようです。
洗いと染めるの両方が一緒にできてむしろ頭皮のケアにも繋がるので、安心安全に白髪染めをしたい方には最適と言えるでしょう。
ハーブの力で髪と地肌を元気にするヘナ白髪染め
使えば使うほど髪はツヤツヤ、地肌はスッキリ
「ヘナを使っていたら、頭皮のかぶれが治ってしまった」「70代なのに、髪にどんどん艶が出てきた」という驚くような話を聞けるのが、「ヘナ」の白髪染めです。
ヘナはインドや中近東などに自生するハーブ(植物)の一種で、5千年もの長い歴史を持つ白髪染め。美しい黒髪が有名な、あのクレオパトラも使っていたと言われ、当時の人々は皮膚病予防などの薬としても重宝していたそうです。
身体の内側からきれいにしてくれる
ヘナは髪の外側をやさしくコーティングし、艶やかでハリやコシのある黒髪にしてくれます。頭皮の中にある悪いものを体外に出し、身体を内側からきれいにするので、頭皮の状態も良くなります。
ただし、ヘナを使い続けるにはちょっと努力も必要です。というのも染め終わるまでに2時間程度はかかるので、仕事が忙しい人や子育て真っ最中の人が使うのは大変なのです。
また独特の香りは人によって好き嫌いがあり、「バスルームでヘナを使うと家族に嫌がられる」という人もいます。
でもそうした苦労を押してでもヘナユーザーが多いのは、やはり本当に髪が喜んでいるのを身体で実感できるからかもしれません。