ストレスでできた白髪は本当に元に戻る(治る)の?場所や因果関係も紹介
「白髪は年をとってからできるもの」と思ったら大間違い! ストレスや食生活、運動不足など、さまざまな要因によって、若い人でも白髪になってしまうことがあります。
今回はその中でもそれが原因とは気づかれにくい、けれど確実な因果関係がある「ストレス」と白髪の関係についてお話しましょう!
この記事で分かること
ストレスと白髪には密接な因果関係がある
知らない間に溜まったストレスで、白髪ヘアに!
ストレスと白髪とは、とても密接な関係にあります。「会社を解雇された」「子どもが非行に走った」「妻と離婚した」「介護が辛すぎる」など、人は人生のさまざまな場面で大きなストレスをかかえ、その度に髪や頭皮にも大きな負担を与えています。
また、ソリの合わない義母と暮らし続けるなど、少しずつ継続的にストレスが溜まっている場合もあります。この時も、知らず知らずの間に髪や頭皮にダメージを与え、気がついたら「びっくりするほど白髪が増えていた」ということもあります。
なぜこんなにも、ストレスによって白髪が増えてしまうのでしょうか?
自律神経の乱れが、髪の色を作るメラノサイトの機能を低下
ストレスが多いと、自律神経のバランスが崩れて、ホルモンバランスも不安定になります。これによって体の機能が低下し、髪の色となるメラニン色素を作るメラノサイトも、元気がなくなってしまいます。
話はちょっと横にそれますが、よく「胃に穴があくほどストレスが溜まった」というような話を聞くことがありませんか? これは極度のストレスによって心因性ストレス障害を起こし、胃の粘膜を損傷してしまった状態です。これほどまでに、ストレスが身体に与える影響は、大きいのです。
“ストレスと胃”というと直結するイメージがありますが、“ストレスと髪の毛”というと、ちょっと遠い関係のように思ってしまいがち。でも、髪の毛も実際は身体の一部で、ストレスの影響をもろに受ける点では内臓と同じです。
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ストレスがたまると、「こめかみ」に白髪ができやすい
「疲れるとこめかみが痛くなる」という人がいますが、それはこめかみのあたりに「神経細胞」が通っていて、そこが疲れるからです。
「神経細胞」は身体からの情報を脳に伝達したり、脳から身体に指令を送る役目を担っています。いわば“身体情報の司令塔”のようなものなので、ストレスが溜まるとその処理でてんやわんやになり、オーバーワーク気味になってしまいます。
そうなると、そこに生える髪も健やかに育つゆとりがなくなり、白髪となって生まれてしまうのです。
ストレスで白髪ができやすい場所
ストレスによる白髪は頭部のどこにでも出来ますが、その構造上見つかりやすいのが頭頂部やこめかみ、耳の周辺となります。
もし上記のような場所に白髪を見つけた場合、さらに広がって目立ち始める前に白髪染めや頭皮ケアを行う必要があるでしょう。
ストレスでできた白髪は本当に戻る?
ご心配なく!ストレスがなくなれば髪は元に戻ります
では、ストレスが原因でできた白髪は、元の黒髪に戻すことはできるのでしょうか?
答えは「YES」です! 加齢によってできた白髪と違い、ストレスによってできた白髪は“もともと元気に育つ筈の髪だった”という前提があるので、白髪になってしまった原因さえ解消できれば黒髪に戻すことができます。
もっと具体的に言うと、過度のストレスがかかると一時的に毛髪が栄養不足になり、髪の色を作るメラノサイトの機能が低下し、メラニン色素を作れなくなります。
それによって白髪となる訳ですが、ストレスが減ることでメラノサイトの機能は元通りになるので、また以前のようにメラニン色素を作れるようになり、髪の色は白から黒へと戻っていくのです。
補足:加齢による白髪も黒髪に戻すことは可能
加齢による白髪は、そういう訳にはいきません。すでに機能が低下しているメラノサイトを、昔のようにパワフルな状態に復活させるには、かなりの努力が必要です。
でも、加齢による白髪も、黒髪を取り戻すのがまったく無理という訳ではありません。アンチエイジングに関する研究も進んでいる今、艶のある黒髪を持つ60代・70代の人が現れても、少しもおかしくはhttps://twittbot.net/ありません。
実際に、年配の人から「白髪が黒くなった」という話を聞いたことがある人も、少なくないでしょう。
食事に気をつけ、適度な運動を行い、睡眠などの生活習慣を見直しましょう。さらに酵素を身体に取り入れ、加齢によって失っている核酸を取り入れるなど、地道な努力を積み重ねることで、改善される可能性はあります。
強いストレスには要注意!白髪だけでは済まないことも…
「最愛のパートナーが突然他界してしまった」「経営する会社がつぶれてしまった」というような、想像を絶するほどのストレスがかかってしまった場合、白髪だけでは済まされない事態になってしまうこともあります。
ひどい時には「円形脱毛症」になってしまったり、内臓系の病気を併発してしまうケースもあります。「病は気から」というのは、まさにこのことを言うのですね!くれぐれもストレスには、気をつけましょう。
もしもストレスが原因で白髪になってしまった場合は病院への受診をしつつ、白髪染め(肌に負担のないもの)を使うなどしケアをしっかり行うようにしましょう。