白髪染めで健康被害が起こる可能性はある?対策法も合わせて紹介

白髪染めで起こるかもしれない健康被害
白髪染めで起こる健康被害には、さまざまな症状があるようです。
湿疹やかぶれなどの炎症
白髪染めを使用したことで起こる症状の一つが、湿疹やかぶれといった炎症です。そうした状態までならなくても、頭皮がヒリヒリしたり、かゆくなったり、赤くなるだけの場合もあります。あるいは症状がひどくなると、ただれを起こすこともあります。
内臓機能の低下など
白髪染めを長期的に使用することで、造血機能の低下や腎臓、肝臓機能の障害などのケースが起こる場合もあります。また、白内障が発生するリスクも可能性として考えられます。
ショック症状
白髪染めとの相性によっては、突然の呼吸困難といった重度のショック症状が起こるケースも存在します。それ以外にも、目に入って失明するケースや粘膜の激しい痛みといったショック症状が現れる場合もあります。
健康被害が起こる原因
白髪染めは市販でもたくさん売られていて、見慣れた存在です。それがどうして、重症とも言える症状を引き起こすことになるのでしょうか。その原因を探ってみました。
染料に含まれる成分が元凶となるケースが多い
白髪染めの種類によっては、染料にジアミン系と呼ばれるパラフェニレンジアミン(PPDA)や、パラトルレンジアミン(PTDA)という酸化染料が含まれています。このジアミン系成分は人によっては、湿疹やかぶれなどのアレルギーを起こす可能性があります。
それ以外にも、目に入ると失明のリスクがありますし、症状が重くなると喘息や、呼吸困難を引き起こす可能性もあります。ジアミン系のアレルギー反応は、ある日突然起こることもあるので油断できません。そして一度発症すると、次からはジアミン系の成分が入ったものは使用できない可能性が非常に高くなるので注意が必要です。
それ以外にも、アミン系と呼ばれるレゾルシン、アミノフェノール、パラアミノフェノールなどによる刺激が原因のケースもあります。また、漂白剤に使われることも多い、過酸化水素水も影響している可能性があります。こうした成分も皮膚炎やアレルギー、あるいは内蔵機能障害などを引き起こすことがあります。
「経皮毒」によって発症する可能性も大きい
白髪染めによる健康への問題は、使用してすぐ症状が現れる場合や、何度も使っていてある日突然起こる場合などさまざまです。それには、「経皮毒」が関係しています。
経皮毒とは薬剤などが皮膚を通して吸収され、それが体内に蓄積されることで起こります。長期間かけて症状が現れる場合もあれば、短期間でショック症状などが起こる場合もあります。
経皮毒による健康問題が起こるのは、皮膚から吸収された薬剤が血液を通って肝臓に行き、その毒素を分解しようと肝臓に重い負担がかかるためです。さらにそれを排出しようとする腎臓にも負担がかかります。つまり、前述した腎機能、肝機能の障害はこの経皮毒が原因になるケースが考えられます。
また、経皮毒が長期間に及ぶことで、再生不良貧血や骨髄異形成症候群などの造血機能の低下を引き起こす場合もあります。
発ガンのリスクも高まる
経皮毒は、血液を通して行きわたるので、肝臓や腎臓以外の内臓機能にも障害を引き起こす可能性があります。最悪の場合、ガンになる可能性も否定できません。これはジアミン系成分であるパラフェニレンジアミンをはじめ、アミン系や過酸化水素水にもその可能性はあります。
健康被害のリスクを減らすために
白髪染めは身だしなみの上でもしないわけにはいかないこともあります。だから少しでも健康被害を起こさないように、次のようなポイントを意識してみてください。
必ずパッチテストを行う
アレルギー反応はいつ起こるか分かりません。また、経皮毒の影響がいつ出るか、その限界も人によってそれぞれです。健康被害が起こりやすいのは2剤式のヘアカラータイプのものが多いようです。だからそういったもので白髪染めをする際は必ずパッチテストを行うようにしてください。
そして少しでも変だなと思ったときはすぐに使用を中止し、医師に相談するようにしましょう。特に肌の弱い方や、高齢の方、妊娠中や小さい子どものいる人は注意して使用してください。白髪染めを頻繁にしていたり、長年白髪染めに頼っているという人も同様です。
成分にこだわって選ぶ
白髪染めの種類は豊富になっており、中には天然成分で作られているものもあります。こうしたものは、例えばお茶や海藻といったものから作られています。化学薬品が使われているものより、こうした天然素材が使われている方が、多少は体へのダメージを減らせる可能性が高いです。
ただ、天然成分が使われていても、それに加えて化学薬品が使われているものもたくさんあります。特に安価だからと手を伸ばすと、そういったものが加えられていることが多いです。
せっかく天然成分のものを使おうと思っても、そうして化学薬品が含まれていると経皮毒のリスクを減らすことは難しいです。だから無添加の白髪染めを選ぶのもポイントです。
敏感肌でも使えるようなヘナやトリートメントタイプがおすすめ
白髪染めの中には敏感肌やアトピー肌の人でも使えるようなものもあります。例えばヘナカラーは植物由来の天然成分でできています。また、トリートメントタイプのものであれば髪の毛を洗うついでにトリートメント感覚で使えます。素手で染められるほど肌に優しく、髪にツヤも与えやすいのがメリットです。
ただしどちらも、購入する前にどんな成分でできているかはしっかりチェックしましょう。ヘナと書かれていたり、トリートメントタイプのものでも、値段が安いもののなかには化学薬品が含まれていることがあるからです。
健康被害をなくすために予防をしっかりと
白髪染めは安易に使用すると健康に問題が出る可能性があります。軽い症状ですめばいいですが、人によっては呼吸困難といったショック症状や、命に関わる病気になることもあります。
そういったリスクを少しでも減らすには、使用する白髪染めはしっかりと成分をチェックして購入することをおすすめします。また2剤式のヘアカラータイプのものを使用するときはパッチテストを行ってからにしましょう。そして少しでも異常を感じたらすぐに医師に相談するなど、注意して使うことが大切です。
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